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肉と魚から感じる "as a Service"

by shimastripe

ここ数年、僕は魚、及び寿司派だった。

鮮度を感じる新鮮な刺身

様々な魚を少しずつ摘めるお寿司という形式

シャリと一緒に食べることで新しい食感を生み出すこと

とまあ、魚がいかに偉大か考えてみたがどうも最近その考えが変わってきている。

正確に言えば、もっと別の要因で僕は肉料理に魅力を持てていないのではないかということだ。

別に肉料理だって美味しいし、魅力はたくさんある。本当に味の問題で敬遠しているのだろうか。

もっと別のネガティブな要因を自分は肉料理に対して抱えているのではないだろうか。

昨日久しぶりにレストランでハンバーグを食べててしんどいと思ってしまった。

その時同時に気がついたことがある。

料理の油がとか食品への問題ではなく、肉料理全般の店の雰囲気やサービスに対してしんどさを感じているのだ。

例えば、最近のステーキ屋さんはドリンクバーやサラダバーなどのオプションがデフォルトで付いていて2000円〜4000円って感じのプランが多い。

そうなると当然みんなサラダバーを取りに席を立って人々が行き来する。

そのせわしない落ち着かない雰囲気が僕は苦手だ。視界を何かがずっとちらついている感じがどうにも食事に集中できない。

サラダバーだってどれくらい量を取るべきかわからなくて多すぎたり少なすぎたりしてバランスにいつもなんとも言えない不満足感を感じる。どうやって食べるのが適切なのか正解がわからないためモヤモヤしてしまうのだ。もちろんそれを模索することが楽しみという意見も分かるけれど、それは家で料理するときに悩んでいるからお店ではお店の示す量を食べることをこなしたい。

個人の問題なのだが、取り放題というものを提示したときになんとか満足行くまで食べないといけない強迫観念に駆られてしまうのも嫌だ。指定した量を腹八分目に食べておけばもうちょっと食べたいけどこれは次へのお楽しみだって気持ちで気持ちよく出れるのに、それもできなくなってしまう。

肉料理の問題点もある。最近は半生嗜好が勢力を強めており、肉をレアで提供するお店が増えた。

熱い鉄板を置いておくので、お客さんが半生状態から自由に焼いて好きな焼き加減で食べることができるという画期的なものである。

しかし、僕はこれを実際に食べた時、最初の感想としては「面倒くさいな...」って思ってしまった。

根本的にユーザーがインタラクティブに料理できる空間を求めていないのだ。インタラクティブにやるならBBQとかするからお店で空腹を満たす際に肉食べたい = それをやりたいわけではないんだよなって気持ちになってしまう。

肉料理は火を使うため、肉を食べるタイミングが非常にシビアなのだ。僕は食事を自分の好きなペースでまったりと食べることに喜びを感じているため、焼き肉でもステーキでもこれがとにかく大変。食べたいって思ったときに焼いていないと待つのがイライラするし、じゃあ多めに焼いておこうと肉を置くと早く食べないと焦げてしまう。この適度なバランスを常に意識しつつ肉を管理しないといけないことがフラストレーションを溜めてしまうのである。好きなタイミングでゆっくり食べたいのに、火加減というものがそれを侵害してくるのである。

書いてみると、総じて言えることとして、気にしなければいいのでは?って言えることばかりだ。

気にしてしまうのである。困った。僕も気にしないほうが食事がはるかに楽だからそうしたい。

肉料理をどう提供するか、つまりサービスの提供方法で食べ物の印象って結構大きく変わってしまう。

じゃあ全ての肉料理のサービスがダメだったかというともちろん非常に喜びを感じた機会もちゃんとある。

とあるイベントでシリコンバレーにインターン(?)に行ったときに夕食で食べた鉄板焼きは、目の前でショーのように盛り上げつつ肉などを焼いて、皿に乗せてくれたものを自分は食べればいいため、非常に快適だった思い出がある。

食事のサービス化というものを意識したことがなかったので、一回書いてみたが結構長くなった。

まあうだうだ言ったことをまとめると、このなんとも言えないジレンマ、お高いステーキ屋さんに行けば贅沢にすごいシェフの方が目の前で焼いてくれて僕はそれを座ったまま平らげていい雰囲気を楽しんで腹八分目に出ていくと全て解決する気もしています。そういうところに気兼ねなくいけるようなお給料が欲しいですね! (結論そこかよ????)

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